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谷川 伸彦
たにかわ のぶひこ
代表、役者・ 演出
1962年3月28日生まれ。
小中学生時代、帰宅部であった僕は土曜日はきっちり13時近くに帰宅。甘いコーヒーと甘いカステラを食べながらテレビのスイッチを入れる。
おなじみのテーマ曲が流れ、幕が開くと吉本新喜劇が始まる。岡八郎さんや花紀京さんの芝居に笑う。続いて14時。汽車の扉から藤山寛美さんが顔を出すと松竹新喜劇の舞台。笑って泣いて・・・テレビが終わると寛美さんの芝居の真似をしていた。これが僕の芝居の原点だろうか。
それから数十年後、僕は劇団名古屋の舞台に立っている。吉本でも松竹でもない、もっと自分に身近な問題を取り上げた芝居を創っている。御園座のようなでっかい舞台ではない。テレビに出るような役者もいない。でも仕事をしながら舞台に立ち続けてきたことを、そして僕を支えてくれている劇団の仲間たちを誇りに思う。もちろんお客様も。
18から芝居をはじめ数十年。立派に育ったお大根役者である。ここまで休まずにやってこれたのは奇跡的なことだろう。
これからもこの奇跡を継続していきたい。良い芝居を創りたいと思う!

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